作者: 甲奴町観光協会

第26年度 小童祇園祭り写真コンテスト 入賞作品発表


26年度第9回「祇園祭り写真コンテスト」にたくさんの応募ありがとうございました。今回は51人164作品の応募がありました。8月23日に足羽秀幸氏、佐々木輝義氏に審査をお願いし、厳正な審査の中から下記の皆様が入選されましたので、お知らせをいたします。
38-5

最優秀作品「楽しい夏祭り」


田中利弘 呉市

優秀賞


26-3

舞う

村上泉 熊野町
44-4

おもいで

池口公人 神石高原町
45-2

幕間に涼む

佐藤友紀 広島市南区

入賞



3-5 よっ!!かっこいい

国広則行 呉市
6-2 躍動

諏訪博明 呉市
21-2 願いを込めて

壇田俊弘 府中市
25-1 熱演

長尾俊介 熊野町
31-1 大みこし渡御

多田羅弘 呉市
32-2 三体神輿

平本一幸 広島市安佐北区
33-1 祭りを凝視(ミツ)めて

柿原学 福山市
35-3 千年の木

佐藤淳子 尾道市




総評

佐々木輝義

写真愛好家の撮影マナーの悪さは以前から言われてきたところであるが、残念なことに今年の「祇園祭」において、目にあまる行為があったことをまず指摘しておかねばならない。祇園祭は神事である。写真愛好家は、撮影させていただいているという感謝の気持ちを決して忘れてはならない。私有地には立ち入らない、ゴミはもちかえる、撮影者である前に、人として社会人として最低限守らねばならないルールがあることを肝に銘じていただきたい。 さて、今年度の「祇園祭り写真コンテスト」には広島県内を中心に、164点の応募があった。全体は例年に比べて、祭り本番をストレートに撮影した作品が減少し、参拝者や祭り周辺を捉えたスナッブ作品が増加した。

最優秀賞「楽しい夏祭り」。鮮やかな着物をまとった三人の女の子、いわゆる演出写真だが、三人のくったくのない笑顔が、祭りの楽しさを見る者にストレートに伝えてくれる。見ていて気持ちのよくなる写真である。奥行きのある画面構成、背後にさりげなく幟や参拝者を見せる配慮など、すみずみにまで心配りされた絵作りが高く評価された。ただし、タイトルは一考の余地あり。「楽しさ」は、子供の表情ですでに十分に伝わっているのだから。

優秀賞「舞う」。暗い背景に、青い法被を着込んだ女の子を浮かび上がらせた手腕は見事。躍動感のある動きと楽しげな表情。おそらく人物写真を得意とするベテランの作者なのだろう。動きをよく観察しながら、 タイミングよくシャッターを切っている。タイトルは一考されたい。「ばちさばき」あたりがよかったのではとも思うがいかがだろうか。

優秀賞「おもいで」。奇しくも上位に女の子を捉えた写真が並んだ。この写真は、祭り見物に来た子の後ろ姿を撮影している。左に女の子、右に祭りの情景を配した。絞り値の選択も理想的。ねがわくば左側をあと1センチ程度、下側を2センチ程度広く見せてほしかった。また上部を4分の1程度切りつめるとさらに印象度が増しただろう。

優秀賞「幕間に涼む」。今年の祇園祭は好天に恵まれた。暑さを避けて、軒下で一休みする4人。モノクロ写真にふさわしい被写体といえる。人物配置のバランスもよく、安定した絵作りだ。水分補給をする人が アクセントになった。左側に腰かける夫婦?の表情にもうひと工夫あれば、さらによくなったと思う。

応募作品の中に色調がおかしいもの、粒子が粗いものが散見された。これはカメラをしっかり学べばすぐに改善できることである。昨今のカメラは性能がよくなり、押せば写るようにはなった。だが「写る」ことと「写す」ことは違う。カメラ任せでは見たままには写せない(写らない)ことを学んでいただきたい。 また来年も参加されることを期待します。



第26年度 写真選考会

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入選作品をはじめ応募の全作品を展示する作品展を、10月1日から31日まで
ジミー・カーターシビックセンター1階ホールで展示します。

詳しくはこちらをクリック。

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