甲奴町は、広島県の中央に位置する町で、山陽、山陰両地方からの自然環境や文化の影響を受けています。豊かな自然がいっぱいの町です。季節の写真を通じて甲奴町の自然や、おすすめ場所をご紹介します。
春の特徴2月末から3月初旬に南風「春一番」が吹きます。3月の平均気温は4.8度、4月は10.8度、5月は15.6度。
夏の特徴5月中旬から6月初め頃までは比較的天気は安定していますが、その後しだいに梅雨らしくなります。平年の梅雨入りは6月9日 梅雨明けは7月18日 梅雨明け後は高温多湿になりますが、高地に位置する場所は少しばかり涼しくなります。6月の平均気温は19.8度、7月は23.3度、8月は24.2度。
秋の特徴9月の平均気温は19.5度、10月は13.1度、11月は7.6度。
冬の特徴最高気温の平均は12月の7.7度、1月は4.4度、2月は5.3度。最低気温の平均は12月の零下1.4度、1月は零下3.1度、2月は零下3.3度。
おすすめ弘法山の雲海
標高584メートル 大師信仰にかかわって、古来から弘法山と呼ばれ昔から神聖な地域でありました。頂上まで舗装された登山道がありハイキングに最適です。山頂には、弘法山こども天文台、展望台があります。本郷・西野方面を眼下に見下され、梶田平野に連なり宇賀・開地区を、更に南西に眼を転ずると、小童の塚が迫古墳群のあるところを見られます。東、上下方面には階見竜王山を遠望する事が出来、北は徳楽山(817m)を経て中国山地、比婆山連峰が地平線上に重なります。眺望の素晴らしい場所で、霧の発生する季節には雲海が見られます。 地図を見る
おすすめ品の滝
大字宇賀字深山、深山峡。『世羅郡誌』の「史蹟・名勝・天然記念物」の項の中に、「宇賀滝谷にあり、一の滝高六間二の滝高五間三の滝高五間の三滝あり。其の一の滝の如きは、百雷の轟くが如く地為にふるひ、勇壮なり。流れを浴ひ上がりて、二、三の滝を見るべし、幽遽気清く真に掬すべきものあり。源を城跡頭士山に発し、品谷土橋川・刈谷川と合流、双三郡吉舎町雲通を経て、馬洗川に注ぐ」とあります。
一の滝 高さ一五メートル。滝の両側は広範な岩盤に包まれ、西側には数十メートルにも及ぶ直立した岸壁、数本の老松は、名勝”一の滝”の雄々しさを一層引き立てる。夏、一帯に棲む河鹿の、玉を転がすような鳴き声は、気自ずから神秘の境に入り、夜は無数の蛍が飛び交い、深山峡ならではの感ひとしおである。
二の滝 一の滝から四〇〇メートル登った所に二の滝がある。その姿は、一の滝を一回り小さくした感じで女性的である。高さ七メートル。
三の滝 二の滝から更に三〇〇メートル登った所にあり、高さ一四メートル。水は垂直に落下するが、中ほどの二か所に大きな岩が突き出ているため、水しぶきは霧となって散り、晴天の日は終日虹を描き、男性的な秘境である。 この渓谷は深山峡と呼ばれるように、山深い川沿いの一帯は奇岩、怪岩に富み、深淵もありで景観は絶佳である。三月早々「谷いそぎ」が開花して春の到来を告げ、山つつじ等、種々の野花が咲き競い、緑の濃い夏は冷涼の気が漂う。秋ともなれば。全山紅葉して油絵のごとく、冬の雪景色もまた格別である。 地図を見る
おすすめ景信山
標高593.3メートル 「健康に海よし 山よし 自然の中へ 初日の出の里 景信山」と掘られた石碑が目印。景信山駐車場のある東側登山口から頂上まで350メートル、ハイキングコースも整備されており10分で山頂に到着します。毎年のお正月には、「初日の出を迎えるつどい」が開催され、三次市の観光100選に登録されています。山頂に東屋が2009年に新築されイスや机もあり休憩ができます。高谷山が遠望でき雲海も見ることが出来ます。また、影信山の麓では毎年お盆に合わせて、「とうもろこし収穫祭」が行われ、もぎとり、試食、くじ引きの各コーナーや影信山登山体験でにぎわいます。 地図を見る
写真提供:千葉公治さん・こうぬ写真クラブ 文:甲奴町誌より抜粋